コンタクトレンズについて
1)度数
2)サイズ
3)ベースカーブ
コンタクトには人それぞれに合わせて処方する必要があります。
1つは近視や遠視の度数
2つめは角膜の大きさに合わせてコンタクトの大きさを決める
3つめは角膜の形に合わせてコンタクトのカーブを決める
これらを適切に決めて処方しないと角膜に障害が起こります。
これらは眼科専門医が顕微鏡で診察してコンタクトレンズの動きをみて判断しています。
また、度数などは加齢などにより変化しますので検査を定期的に受ける必要があります。
コンタクトの選択について
1)ハードレンズ
ハードレンズは素材やメーカーにより多種の商品が販売されています。 大きな違いは酸素透過性とコンタクトの周辺部(エッジ)のデザインがメーカーにより異なります。エッジデザインにより装用感が少しかわります。 診察によりその人にあったデザインのコンタクトを選択しないと異物感が強くでたり、乾燥して角膜に傷ができやすくなったりします。 角膜の形状とコンタクトの動きが装用感の違いに大きく影響するので眼科医に相談してください。
メリット
酸素透過性が高く、角膜が酸素不足になりにくい
眼に異常があれば装用が困難になるので病気の発見が早い
乱視を矯正することができる
レンズが長持ちするのでコンタクト費用が安くすむ
デメリット
装用開始時に異物感が強い
異常があれば装用時に痛みがある
2)ソフトレンズ
大きくわけて使い捨てレンズと常用レンズがあります。
メリット
装用時に異物感がすくない
眼に異常があれば装用が困難になるので病気の発見が早い
デメリット
酸素透過性が低く、角膜が酸素不足になりやすい
乱視を矯正する力が弱い
使いすてレンズは費用がかかる
最近のコンタクトレンズ
使い捨てのソフトレンズでシリコンハイドロゲルで作られているものが増えてきました。シリコンに酸素分子を付加させているので、酸素透過性が高いのです。長時間装用しても、酸素不足で角膜が腫れたり傷ついたりしにくいのです。そのため、長期に装用しても角膜の障害や角膜内皮細胞の減少がおこりにくいのです。この素材のソフトコンタクトレンズが使い捨てレンズの主流になるとおもわれます。
当院であは、2週間タイプのレンズを処方しております。
1)メニコン プレミオ
2)ジョンソンアンドジョンソン 2ウィークアドバンスとオアシス
レンズ代金は無料でお試しいただけます。